昼食を採る為に、広い駐車場のある道の駅「びんご府中」に入った。
そこは大きくは3つのパートに別れていて、府中市民や観光客で賑わっている。
1つは農産物展示場、今一つはレストラン、それに休憩所コーナー。
それらを繋ぐ中の通路は広く、室内では展示できない、農産物の苗や苗木、ワラキ、花木等が展示されている。
私は、レストランで「定食」を頂きながら、通路の人の動きを、何気なく眺めていた。
驚いたことに、通路を行き交う人が、一様に立ち止まり、花*花に眼を向けられていること。
足元の目に付くところだから、当然と言えば当然。
ところが、その7~8割の女性客が、花木に触り、手に取って見られている。
私がビックリしたのは、3つのバケツ中にある、小綺麗な松の束を1こずつ手に触り、又元に戻す様子を目にした。
それが、一人だけではないこと。
次々と来られる人が同様にそうされている。
そんなに触られて、“花木もたまったもんじゃない!”と。
そこで、農産物の展示場ではどうだろうかと、業に覗き見に行った。
夏野菜のナスやキュウリ、トマト、ピーマン、それにカボチャまでが、同様に、触られている。
やや見ていて、腹立たしさを感じた。
農産物の展示場だから、それなりによく整頓され、どれもよく分かるように展示され、見えている。
そこで、この際私も購入してみようと、カボチャのコーナーで、値札と大きさ、色つやをジックリ確認。
これをと思うカボチャを二つ手にして、籠に入れた。
思ったより、やや小さいなとは思ったが、手にしたものだから、返さずに我慢した。
海外にいたとき、売場に展示された「さくらんぼ」を、同伴の子供に食べさせている光景を目にしたことがある。
国内では、そこまでするものはいないが、素手で展示された商品を、触りまくるのは褒めたものではない、止めた方がいい。
農産物はバーゲンではない!
食品だと言うことを意識して、品定めをしてもらいたい!
外食すればこその景色か!



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