大相撲九州場所は、ウクライナ出身の21才、「安青錦」が初優勝を飾った。
対戦相手の「豊昇龍」は不戦勝で、千秋楽で共に11勝3敗で並んだ。
聞けば「安青錦」は、母国ウクライナではレスリングをしていた、と。
相撲の世界に入るために来日、関西大相撲部で修業。
平成5年秋場所の初土俵以来、勝ち越しできている。
その初土俵から3年目にして、見事に「優勝」を果たした。
21才の若さでの優勝者は、歴代10人目(?)。
対戦した「豊昇龍」とは、これ迄3勝0敗で勝ち越しで来ている。
私も優勝戦を固唾をのんで、テレビ観戦した次第。
アッという間の「引き落とし」による勝利。
立ち会いから、低い姿勢で相手に向かい、まともには組ませない。
相手の胸元に頭を入れて、回しを掴ませない。
相手の態勢が崩れたのを見逃さず、横から後ろに廻り、「押し出し」となった。
この辺りは、レスリングのスキルがあると見た。
表彰式では、神妙なオモムキだったが、インタビューでは、“重いトロフィー🏆だった”と。
それにしても、来日3年にして、応える日本語が、とてもスムーズ。
解説者も、その辺りを褒めて、今場所の取り組み振りを解説していた。
ひたすらに稽古に没頭するところは、「優勝」を目指す一念からだろう。
これで、「安青錦」の大関昇進が、ほぼ確定したようだ。
母国ウクライナでは、何れだけ関係者が喜んでいるか、計り知れない。
日本の国技「大相撲」に、ウクライナ、モンゴルの出身力士の二人の優勝戦。
何だか一方で、寂しく複雑な感情が湧いた。
横綱「大の里」に来期は頑張って貰いたい!


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