箱根「神仙郷」と秋の気配

芸術

箱根の強羅にある名勝「神仙郷」には、見事な「萩の道」がある。

この度、友人が写真を送ってくれた。

箱根美術館に通じる両側に、紅白のミヤギノハギが垂れ下がり、何時見ても圧倒される。

私はこれに感動し、何時の日か、これを近くに再現したいと考えてきた。

15年前に、叔父の家を貰い受けてから、一番に我が庭に植樹した。

前述したように、今年の猛暑日にも耐えて、しっかり繁茂して花を咲かせてくれた。

この度、我が家の萩を聞きつけて、業に友人のお二方が鑑賞にお目見えになった。

茶道、華道を極めて居られる先生方だ。

紅紫の花びらを触りながら、“茶花にはどうだろう!”

足元には、盛花を過ぎて散った白い花びらがぎっしり。

それらにも風情があり、しばらく二人が眺められる。

“まるで、小雪を撒き散らしているよう!”

京都には、「常林寺」の萩の庭が有名。

近年観光のスポットになっているらしい。

写真のマニアによると、目線を下に下げて本堂を入れて撮ると、いいショットが撮れる、とある。

いつの日か私も訪れて見たいと思う。

先日のこと、俳句の講師を務める友人のSさんからのメールに。

ある看護学校に、俳句の指導に行った、と。

季節柄、「萩の花」の話題を出すも、誰ひとり学生は知らなかった、との驚き。

仕方なく、次回に家から小枝を持参して、「萩」をテーマに俳句を詠んだ、と。

学生たちも、相互に俳句鑑賞を、楽しんだようだ。

知っている有名な俳句
・萩咲て家賃五円の家に住む(正岡子規)

貧しくて、賃貸しの安い家に住んでも、萩の咲く庭を楽しんでいる情景が浮かぶ。

これが、日本人の風情を楽しむ、独特な境地かも知れない。

私の句
・裏山の萩も靡いて客招く(嶂山)

庭の萩は満開なのに、裏山の「マルバ萩(ヤマハギ)」はヤット蕾。

秋風に靡いて、昨日ごろから、咲き始め、見頃を迎えた。

秋の気配が目まぐるしく変わる!

今では裏山の、「萩の花」が楽しめる!

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