今年の稲刈りが始まった。
猛暑日が続き、殻は立派に出来たが、肝心な実の入りはどうか。
借り入れを依頼した友人のOさんによると、圃場によって格差はあるが、日焼けした米が目立つ、と。
猛暑で稲穂が日焼けして、白濁化していると。
ミルキークイーンは、特にそれが目立つ、と。
臼をひいて見なければ、何とも言えない、と。
米作りのプロは、その点、真夏の頃から、昼間でも水をあて、熱水にならぬように、配慮されている。
時には、水田の真ん中辺りに入って点検される姿を確認することも。
私は、水口を中心に、今でこそ圃場のぐるりを点検するも、水田の中までには入ることは、先ずない。
最近は無意識に、稲穂の出来栄えが目に入るので、ついよそ様と比較して見るようになる。
稲の品種によって、稲穂の付き具合いも、当然ながら違うが、プロ農家さんは、粒が揃ってきれいである。
この度の豪雨でも、その差が歴然と判明した。
豪雨のため、稲穂が濡れて倒れるが、写真のように、見事に稲穂が同一方向に傾いている。
見事である。
稲穂が揃っているから、吹く風にならって、なびいている。
これなら、コンバインでも刈り取りやすい。
ヒラーブの手刈りも楽で、刈り取りの手間が掛からない。
フト“実るほど頭を垂れる稲穂かな”の、名句が浮かぶ。
稲穂から学ぶことだった。
ところで、今年の玄米の販売価格はどうか、気になるところ。
隣町の「米穀店」では、コシヒカリ玄米30kgが16000~17700円で、売り出されている。
街中の「米穀店」では、それより500~800円高いはず。
さすれば、昨年より米価は、2000~2500円高騰していることになる。
稲作農家にとっては、ヤット日の目をみることに。
これなら、後継者の育成にも目処がたつ。
難点は、肥料代、農業機具代が高くなり、驚くほど。
息子の意向を汲んで、今年、トラクターの中古を入手。
それでも、150万円からの出費になった。
かように、米価は高騰して生産農家には追い風であるも、苦しい現状が次々ある。
また、地球温暖化の煽りを受け、農作物全般の不出来が課題にもなる。
農業試験場では、高温に耐え得る品種の育成に力を注いでいる、と聞く。
イヤハヤ、人類の生死が目前に迫って来ている、かのよう。
米作りを通して、最近思うことだ!
兎に角、米穀を大事にしよう!





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